

見上げれば誰の上にも存在する「そら」。その魅力は明るさであり広さであり、 自由さにある。そもそも「そら」に仕切りはない。そして「そら」の恩恵に与らない家もない。 「そら」からの光や空気は、拡散し反射して家の中にまで届いています。しかしカーテンで仕切り、 壁で仕切って生活を細切れにするスタイルが、いつの間にか日本の家に感染してしまいました。 「出居」のようなアウトリビングとのつながりを大切にしてきた先人の 「そら」との付き合いが失われてしまったのです。仕切りのない 「そら」をコンセプトにして、あらためて住まいづくりを考え直してみました。リビング、 ダイニングや子ども部屋を、呼び名を変えてスペース1、2と呼んでみたら、 もっとシンプルで原点に近い住まいづくりになるかもしれません。 しかし、シンプルであることが決してベストであるとは限りません。 住まいながら自然とスペースの名前も決まり、変化してゆくことでしょう。 基本となる空間といえば、「そら」に勝るものはありません。『simple is base』、 HABITA「SORA・MADO」の家のコンセプトです。



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